【感想】映画ヒプノシスマイク

映画

この記事では映画「ヒプノシスマイク」の感想を書いていきます。

ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

上映前の投票準備

観客の投票によって、上映回ごとに内容が変化する日本初のインタラクティブ映画・ヒプノシスマイク。
この投票はアプリ「CtrlMovie」から行なうと聞いたので、事前にダウンロードしていきました。
しかし本編が始まる前に参加方法だけでなく、アプリのダウンロードから案内してくれるので、スマホさえあれば当日そのまま映画館へ行っても大丈夫なように配慮されています。
そしてアプリの説明後、投票参加用のQRコードが数分間表示されます。
これを読み込めば準備完了です。

せきゆら
せきゆら

とはいえ映画が始まると投票に参加出来なくなるので、先にダウンロードしておくに越した事は無いです。

しかしその後、黒い画面しか出てこないので、ここからどうすれば良いのか分からず、一旦画面を切ってしまいました。
すると肝心の1回戦目の投票時にどの画面から投票すれば良いのか分からなくなってしまい、慌てている内に投票が終わってしまいました。
もしかしてQRコードの読み取りから失敗していたのか?!
とあせりましたが、どうやら投票の瞬間だけ黒い画面にチーム名が表示されるようで、2回戦目以降は普通に投票することが出来ました。

せきゆら
せきゆら

結局下手に動かさないのが1番ですね。

FIRST STAGE

Buster Bros!!! VS Bad Ass Temple 
私が観に行った映画館ではBad Ass Templeのファンが目立ち、獄の「俺には我慢ならないモンが2つある」という決め台詞でペンライトが振られていたりと、バトル開始前から大人気でした。
そのため投票もBad Ass Templeに票が集まり、勝利を収めます。
個人的には十四の月にかけた台詞に対し「つまりお前は月並み」という二郎の返しが上手くて好きだったので、少し残念ではありました。

せきゆら
せきゆら

ちなみに私はここで投票に失敗してヘコんでいました。

MAD TRIGGER CREW VS どついたれ本舗  
過去のギスギス上等なバトルと違い、今回のバトルはみんな和解した後だからなのか、戦うというよりは改めて互いに向き合い、気持ちをぶつけているパターンがほとんどでした。
それはここで対戦した左馬刻と簓も例外ではありません。
しかし他チームと比べると、この2人の間には何となくですが、感情に温度差があるように感じました。

せきゆら
せきゆら

直前の一郎VS空却がどこか楽しそうな雰囲気だったので、余計にそう見えたのかもしれません。

そしてバトルの結果、勝利したのはMAD TRIGGER CREWでした。
バトル後に簓が放ったギャグに対し、悪気なく「何言ってんだコイツ」と言わんばかりの表情をしていた左馬刻にジワジワきます。

麻天狼 VS Fling Posse 
確かに因縁があった2組だけど、前も対戦してなかったっけ?
と思いましたが、どちらも優勝経験があるチームなのもあり、まだ優勝していないチームが上にあがりやすい組み合わせになっているのかもしれません。
何より完全な対立状態だったこれまでと違い、今回は寂雷に認めてもらいたい乱数と、乱数と友達になりたい寂雷が改めて向き合うバトルになっているため、以前と空気感がまったく異なっていたのが面白かったです。
個人的には独歩から「ママに泣きついた?」というリリックを受けた帝統の表情がちゃんと険しくなっていたのが、細かい表現で好きでした。

せきゆら
せきゆら

帝統の母親が乙統女だと知っていたかどうかで、独歩の印象がかなり変わるのですが、どちらなのでしょうか。

そしてバトルの結果、勝利したのは麻天狼でした。
どうやら私が行った映画館では麻天狼の勝率が高いらしく、今回もその例に漏れなかったようです。

せきゆら
せきゆら

映画館によって、投票に差があるのは面白いですね。

SECOND BATTLE

Bad Ass Temple VS MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼 
前にやっていた三つ巴のラップバトルになるかと思いきや、ここではチームごとに新曲を披露する事になります。
それぞれMVも見る事が出来るのですが、チームによっては唐突に宇宙へ飛び立ったりと、どれもインパクトのある内容ばかりです。

せきゆら
せきゆら

是非全チーム分見たいところですが、バトルのシステム上、勝ち上がった3チームしか見られないのが惜しいです。

投票の結果、勝利したのは麻天狼
今回行った映画館ではBad Ass Templeの人気もすごかったのですが、麻天狼がそれを上回り、決勝へ進出しました。

FINAL BATTLE

言の葉党 VS 麻天狼 
ついに中王区との最終決戦。
バトル開始前にそれぞれ1番手、2番手、3番手同士の掛け合いがあるのですが、合歓に対する独歩の対応が、敵であるにも関わらず完全に上司扱いだったところで、つい笑いそうになりました。

せきゆら
せきゆら

サラリーマンとして、セクハラにあたらない対応を考えた結果だったのかもしません。

その一方で、一二三は無花果と対峙するのですが、男嫌いの無花果に対する一二三の「子猫ちゃん」呼びが、結果的に挑発として刺さってるところが上手いと思いました。

せきゆら
せきゆら

ちなみに寂雷VS乙統女はどちらも神々しさがあるせいか、別次元の戦いをしているように見えます。

そして肝心のバトル曲ですが、言の葉党のリリック自体は特定の人物に向けた内容ではなかったため、おそらく共通のものかと思います。
これに対し、各チームごとに言の葉党への返しが用意されているようでした。
これはぜひ各ディビジョンごとに比較して聴いてみたいですね。

せきゆら
せきゆら

同じリリックに対する返しで、キャラクターごとに個性を出せそうなのが良いですね。

勝者は?

投票の結果、今回の優勝は麻天狼となりました。
もともと私は声優の小林ゆうさんが好きで、彼女がラップをやっていると聞いたのを機にヒプマイに入ったのもあり、こっそり言の葉党を応援していたのですが、どうやら言の葉党勝利はレアエンド扱いとなっているようです。

せきゆら
せきゆら

悪役なので仕方ない部分はあります。

そして麻天狼は優勝後、まさかの「Shinjuku Style 〜笑わすな〜」を3DCGで豪華に披露してくれます。
これは嬉しいサプライズでした。

しかしSECOND BATTLEで「誰もひとりじゃないから それで良いよ」と優しく歌っていたところから、優勝が確定した途端「Hey!全員消滅!」と急に方針を変えてくる流れはさすがに笑いました。

せきゆら
せきゆら

ある意味ひとりではないかもしれませんが……!!!

最後に

どのチームも曲のクオリティーが高いので、映画というよりも豪華なライブを見せてもらったかのような満足感がありました。
ヒプマイ初見で映画を観に行ったという感想もちらほら見かけましたが、確かにこの内容であれば初見の方でも十分楽しめそうです。

せきゆら
せきゆら

序盤で分かりやすいキャラクター紹介をしてくれるので、ザックリどんな人物なのか分かった状態で観られるも良いですね。

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