ネタバレ「真・三國無双 ORIGINS 第三章 群雄、天下に割拠し 曹操、御駕を守護す(呉ルート)」ストーリー感想

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この記事では「真・三國無双 ORIGINS 第三章群雄、天下に割拠し 曹操、御駕を守護す(呉ルート)」のストーリー感想を書いていきます。

序盤からいきなり絶望させられたかと思いきや、終盤は熱い展開でした。

以降、ネタバレが含まれておりますので、閲覧の際はご注意ください。


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南陽突破戦

反董卓連合軍の解散後、孫堅は長沙へ帰還しようとしていたところを、劉表に足止めされていた。
孫堅はこの背後に、伝国の玉璽を狙う袁紹の策略が潜んでいると考え、急ぎ突破を試みる。
孫堅から至急の救援要請を受け取った主人公も、急ぎ南陽へ向かった。

第二章では玉璽を拾った事をはぐらかした孫堅でしたが、今回はここで主人公に玉璽を所持している事を教えてくれます。
さまざまな勢力下で転戦する主人公には絶対明かしてはいけないと思うのですが、これはこれで「もう孫呉以外には行かせない」という圧を感じますね。

せきゆら
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一応まだここから魏・蜀ルートに行く事は可能です。

そしてこの戦闘中、ついに孫策と周瑜が登場します。
元々若かった彼らですが、今作ではより年齢感が下がって若々しく見えますね!

更にこの後、自己紹介がないまましれっと登場した孫権に至っては、ほぼ別人レベルで若くなっていて驚きました。
事前の紹介で知ってはいましたが、やはり実際に見てみるとビビります。

せきゆら
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赤壁の戦いで終わる今作だからこそ出来たビジュアルですね。

樊城攻略戦

引き続き劉表が攻めてくると予見した孫堅は、双方の共倒れを狙う袁術から「手を貸すので、劉表を攻めよ」との申し出を受けたのもあり、反攻に出ることを決意。
樊城を制圧し、劉表打倒の足掛かりを築こうと試みる。

軍師の周瑜がここから本格的に参戦した事で、作戦もより具体的なものになってきます。
8の呉ストーリーでは、古参組と若手組で上手くいかなかった時期を描いていましたが、今作では古参組が周瑜にアドバイスを送ったりと、雰囲気が穏やかです。

せきゆら
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程普がそこまで周瑜に厳しくなさそうなのが意外でした。

その一方で孫堅は、若い世代の活躍を見て「もう俺に教えられる事はないかもしれん」と発言したり、急な風でなぜか孫堅の旗だけ折れたりと、事あるごとに死亡フラグを建てはじめます。

せきゆら
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三国志を知らない人でも察してしまうレベルのフラグ建築ぶりです。

襄陽の戦い

樊城を落とし、荊州の中枢へと軍を進めた孫堅軍。
この戦いで劉表を討ち、襄陽を取れば荊州は孫堅のものとなるはずだったが……。

黄祖の罠にかかってしまい、窮地に陥る孫堅。
不穏な予感がここで現実となってしまいます。
とりあえず救出を試みましたが、先に孫堅がいる門が何故か開かず、混乱している内に討たれてしまいました。
また同じく孫堅救出に向かっていた黄蓋の前に謎の幻影が現れたりと、黄祖だけでは説明し難い現象もあったので、いまだに何が起きていたのかよく分かっていません。

せきゆら
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幻影を使える人物は限られているので、黄祖以外にも裏に誰かいそうです。



そしてこの時、父親の死を受けた孫策が軍を率いる身として、皆の前では何とか平静を装っている様子が見ていて辛いです。
普段は感情を表に出す性格な分、抑えているのが余計に伝わってしまいます。
孫堅死亡のシーンは毎回ありましたが、今作では特に孫策へ感情移入させるストーリーになっていたので、個人的には過去一のしんどさでした。 

黄巾の乱から長い付き合いとなる曹操や劉備と比べると、どうしても呉ルートは君主との付き合いが短く感情移入しづらいのですが、今回はプレイヤーに「こんな状態の孫策を放って魏や蜀にいくのか?」と気持ちに訴えかけてくるので、かなり感情が引っ張られます。

せきゆら
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この後、孫権からもこのしんどさを浴びせられるのかと思うと、進めるのが怖いです。

小沛の戦い

袁術の下にいる孫策から引き離された黄蓋は「孫策の様子を見に行ってほしい」と主人公に頼む。
その頼みを受けた主人公が孫策に会いに行くと「袁術から徐州を攻めろと言われた。武功を立てれば黄蓋達を返してもらう約束も取り付けたので、お前も手伝ってほしい」と依頼された。

ここから孫策軍のメンバーが孫策・孫権・孫尚香のみとなってしまい、黄蓋をはじめとする仲間達は、袁術によって引き離されてしまいました。

せきゆら
せきゆら

孫権と孫尚香も目に見えて沈んでおり、見ていて気持ちが苦しいです。

そして意外だったのは、ここで敵として登場する張飛が、いやいや攻めている孫尚香の本心を冷静に見破り、諭したことでした。
劉備や関羽の前だと弟感が強い張飛ですが、年下の前だとさすがに貫禄がありますね。

廬江の戦い

袁術に約束を果たしてもらえないまま、今度は廬江太守・陸康を攻めるよう命じられた孫策。
しかし今回は孫策にも考えがあるらしく……。

今回敵となる陸康は真・三國無双シリーズではおなじみ、陸遜の従祖父なのだそうです。
※残念ながら陸遜本人は今作未登場です。続編待ってます!

「陸遜が孫呉に仕える前、陸氏と孫氏は対立していた」という話はなんとなく聞いた事があったのですが、この戦いの事だったんですね。
陸遜の妻は孫策の娘だという話もよく聞きますが、双方の関係修復が理由だと知り納得しました。

せきゆら
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過去作以上に話が頭に入ってきやすいところが、オリジンの良い所です。

そして孫策はこの戦いから、約束を果たさない袁術を見限る覚悟があったせいか、己の戦い方を意識するようになります。

孫堅死亡後、周瑜が孫策を信じてあえて彼から離れる選択をした時は正直「本当に大丈夫か?」と疑ってしまったのですが、本当にそこから自分なりの道を見つけてしまいましたね。

せきゆら
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元々頼れる兄貴感があった孫策ですが、オリジン孫策はより格好良いですね!

丹陽脱出戦

ついに袁術から離れる覚悟を決めた孫策は、主人公に『周瑜を連れて来てほしい』と頼む。
その言葉に従い、主人公が周瑜を迎えに行くと、彼を監視する袁術軍が待ち構えていた。
しかし孫策の覚悟に応えんとする周瑜は、敵陣の突破を決意する。

周瑜と主人公で敵陣を突破する、一本道のステージ
蜀ルートはまだプレイしていないのでどうなるのか分かりませんが、少なくとも過去作の関羽千里行に近いステージだと思いました。

また、いつも戦闘準備画面で随行武将と主人公が背中合わせになっている画面が映し出されるのですが、今回はこの熱い展開からの周瑜&主人公の戦闘準備画面に移行するので、さすがにテンションが上がりましたね!

せきゆら
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ストーリーの流れにバッチリ合っていました。

そして戦闘クリア後、ついに再会を果たした孫策と周瑜を「無事に送り届けられて良かった」と主人公側の視点と重ねて見ていました。
やっぱりオリジナル主人公がいると、同じストーリーでも前とはまた違う気持ちで楽しめるのが良いですね!

せきゆら
せきゆら

ここからついに孫策は玉璽を手放し、離れ離れになっていた仲間を取り返します。

孫策軍への所属を決意する主人公

主人公が滞在する宿屋に、孫策と周瑜が訪れてきた。
ここから江東に新しい国を打ち立てようとせんとする彼らは、主人公に一緒に来て欲しいという。
これを聞いた主人公は、孫策についていく決心を固めた。

ついに主人公が孫策軍への所属を決意します。
ここまで進んで、ようやく孫呉ルートが確定しました。
改めて、ストーリーのボリュームのすごさを感じますね。

せきゆら
せきゆら

小沛の戦いで劉備と敵対したため、すでに蜀ルートは潰えていたのですが、まだ魏ルートが生きていたため、ルート確定していませんでした。

てっきり一番付き合いが長い黄蓋や、凶星の乱で一気に親しくなった孫尚香から誘われるのかと思っていましたが、まさかの断金から誘われて驚きました。
第三章ならではな人選で来てくれたのは嬉しいですね。

最後に

全員魅力ある人物に仕上がっていましたが、その中でも孫策に惹き込まれる章でした。
孫策がここまでメインとして扱われていたのは、おそらく無双OROCHI(無印)の呉ルート以来ではないかと思うので、久々にメインのストーリーが見られて大満足です!

せきゆら
せきゆら

これはこれで第四章に進むのが怖い!!

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