この記事では「真・三國無双 ORIGINS 第三章 群雄、天下に割拠し 曹操、御駕を守護す(蜀ルート)」のストーリー感想を書いていきます。
3周目となるラストは劉備軍でプレイ。
最初に主人公が出会った相手が桃園三兄弟だったのもあり、劉備軍で始まり劉備軍で終わる形になりました。
以降、ネタバレが含まれておりますので、閲覧の際はご注意ください。

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界橋の戦い
劉備は、恩ある公孫瓚のため界橋へ救援に赴く。
劉備に協力し、袁紹を討て。
(ゲーム内の説明より)
劉備が太守になったのを機に、桃園三兄弟が衣装チェンジします。
いつも主人公の衣装チェンジばかり見ていたので、妙に新鮮な気分でした。
威厳が出て来て、少しだけ私達が知っている桃園三兄弟の姿に近づいた気がします!

若者時代の劉備達にも見慣れてきたものの、やっぱりこちらの方が安心感があります。
そして今回は公孫瓚に加勢するという事で、ついに公孫瓚配下・趙雲と出会えます。
これまで真・三國無双シリーズの看板キャラとして活躍してきた趙雲ですが、オリジンではここでようやく存在感が出てきました。
元々若めに設定されていた趙雲でしたが、今作だと更に若くなって爽やかさが増しています!
しかし今はまだ公孫瓚配下なので、残念ながら今回は挨拶程度でサラッと終わってしまいました。

本格的な加入はまだまだ先ですね。
北海の戦い
太史慈の頼みを容れ、劉備は北海太守・孔融の救援に向かう。
劉備と共に、黄巾党を撃退せよ。
(ゲーム内の説明より)
まさかの太史慈が、呉ルートよりも先にここで登場します。
太史慈が孔融の救援要請のため、劉備の元を訪れた話をここまで丁寧に無双で取り上げたのは、オリジンが初めてではないでしょうか。

過去作と比べると太史慈の扱いも良くなっているようで、嬉しいです。
またこの戦いでは敵総大将・管亥が主人公を一目見て、太平の要と見破り「お前達の言った通りに動いたのに、何故俺を罰する!」と問いかけてくるシーンがありました。
張角もほぼ同じ立場から意味深な言葉を投げかけてきましたが、もしかすると管亥も同じく、力を託された者だったのかもしれません。

力だけ与えて丸投げした挙句、ダメそうだったら殺すとはなかなかの無茶ぶりですね。
徐州の戦い
孔融の頼みを容れ、劉備は徐州牧・陶謙の救援に向かう。
劉備に協力し、曹操を撃退せよ。
(ゲーム内の説明より)
主人公にとっては曹操と劉備、どちらかを選ばなければいけない重要な戦い。
とはいえ前回は曹操軍を選択したので、今回はもちろん劉備軍を選択します。

ここから曹操軍との長い戦いが始まります。
更にこの戦いでは趙雲と再会し、随行武将として操作解禁となります。
まさか劉備軍に入る前から操作出来るとは思っていなかったので、普通に嬉しいですね。
曹操側でプレイした時は、まともな面識がないままいきなり趙雲と敵対したので戸惑ったのですが、このルートではその理由も明らかになってスッキリしました。
小沛の戦い
徐州に袁術軍が攻め寄せた。
陶謙の求めに応じた劉備と共に、袁術軍を撃退せよ。
(ゲーム内の説明より)
こちらも劉備か孫策か、どちらかを選択しなければいけない戦いです。
ここで劉備を選んだら実質蜀ルートが確定します。
曹操と孫家は直接対決が遅い分ルート確定も遅めでしたが、劉備軍は早めに両方と戦うのでルート確定も早いですね。
とはいえこの戦いの時の孫家は、本当にしんどい時期だったので、敵対しなければいけないのが辛すぎました。

敵になっても孫策が恨み言一つ言わないので、余計に罪悪感があります。
呂布救援戦
劉備は、曹操と袁紹に追われた呂布を受け入れる決断をした。
劉備らと共に、呂布を救援せよ。
(ゲーム内の説明より)
劉備自身の信念を貫くためとはいえ、袁紹・曹操を敵に回して呂布を味方にするというとんでもない事態になりました。
そして肝心の救援対象である呂布は、戦闘中も敵を倒し尽くすまで動かなかったりと、相変わらず融通が利きません。

それでこそ呂布ともいえますが、劉備軍視点だと大分厄介な存在です。
そして戦闘後、救出された呂布が主人公に貂蝉の行方を尋ねてくるイベントが起きます。
彼女の事はむしろこちらが聞きたいぐらいなのですが、どうやら貂蝉は義父・王允が殺された後、行方不明となってしまったようです。
正直、あの貂蝉なら王允を守って死にかねないと心配していたので、少なくともその可能性だけは否定されたのが嬉しかったですね。

ちなみに司隸の太平値をmaxにすると……。
劉備軍への所属を決意する主人公
このルートでも同じタイミングで、主人公が各勢力への所属を打診されます。
魏は夏侯惇・夏侯淵、呉は孫策・周瑜が主人公を誘いに来ました。
となるとこのルートではやっぱり仲が良い関羽・張飛か?
と思っていたところに、なんと劉備が1人で主人公をスカウトしにやって来ます。
同じく主人公の士官を願っていた関羽・張飛にはあえて何も伝えず、一対一で向き合おうとするところが、いかにも劉備らしくて好きな演出でしたね。

このシーンだけでも、各勢力のやり方の違いが見えて楽しいです。
最後に
終始目の前で困っている者を助ける、劉備らしい信念を感じさせる章でした。
他ルートと比べると少数精鋭なので、常に綱渡りのような感覚があるのが良いですね。

とはいえ第四章からはもっと危うい状況にさせられそうです!
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