約15年の時を経て復活した「零~月蝕の仮面 リマスター版」感想・レビュー

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ゲーム感想

【Switch】零 ~月蝕の仮面~
【PS4】零 ~月蝕の仮面~

2008年、Wiiにて発売された「零~月蝕の仮面」。
2023年3月9日にリマスター版として復活しました。
以下、感想とレビューを述べてみます。
※一部戦闘のネタバレ注意!

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良かった点

引き継がれる零シリーズのお約束

これまでの零シリーズといえば、
        
・日本を舞台にした和風ホラー
・女性キャラ達の可愛さ           
(多彩なコスチュームやお色気要素も有り!)
・射影機というカメラで霊を撃退するシステム
・独特な操作感
・クオリティの高いストーリー

がお約束でしたが、上記の要素は今作にも引き継がれています。
ただ射影機に関しては今作で使用しない主人公がおり、代わりに霊石灯という懐中電灯型の機械で霊を撃退する事になります。
広範囲に高いダメージを与えやすい霊石灯は想像よりも使いやすかったです。

美しいグラフィック

主人公達のコスチュームにある細かい模様から、今作の舞台である古びた廃病院の経年劣化まで丁寧なグラフィックで再現されているため、つい探索の手を止め眺めてしまいます。
主人公の1人である流歌のストッキングの質感までリアルだったのは驚きました。

零シリーズ初心者にも優しい難易度

ED分岐条件に「ハードモード以上クリア」が含まれているせいか、ストーリーは比較的クリアしやすい難易度に抑えられています。
2021年に同じくリマスター版で出た『零~濡鴉ノ巫女』よりも難易度が低いと感じました。

とはいえさすがに最終章は連戦続きでアイテムが枯渇しやすいため、こまめなセーブとアイテム交換を忘れずに!

賛否両論点

ホラー演出を意識した操作性

ダッシュ、ドアの開け閉め、物を拾う等の基本的な動作が遅めです。
より恐怖を演出するため、意図的に遅くしているものと思われるので「演出として受け入れる人」と「演出よりも操作性を良くして欲しい人」で意見が分かれそうです。

個人的には霊から逃げる時もゆったりと移動してドアを開けるため、余裕がある様に見えてしまいむしろ恐怖がやわらいでしまいました…。

厄介なピアノ演奏

探索中、ボタンを操作してピアノを演奏しなければならない主人公がいるのですが、この演奏が地味に難しいです。
画面に表示されたボタンを押すだけなのですが、数回しか弾く機会がない上、1度成功したら探索に戻ってしまうため、ぶっつけ本番で挑戦しなければいけないのが厄介でした。
押し間違えたら1発アウトなのは勿論、押すタイミングも合わせなければやり直しです。
繰り返し挑戦すればいずれ成功出来るようにはなりますが、問題なのはラスボス戦。
ラスボスを倒した後にもピアノを弾く場面があり、ここで3回以内に成功しないとラスボス復活→再戦という仕様になっています。案の定演奏が苦手な私は3回失敗し、ラスボスと再戦。
通算5回目で何とか弾ききった時の喜びと安堵は今でも忘れられません。

この事態を予期してなのか、肝心のラスボス戦そのものの難易度は抑えられているのが救いでした。
攻撃パターンがそこまで多くないため、戦っているうちにだんだん慣れてきて、対応しやすくなります。
そのため、アイテム交換に必要なポイントを稼ぎたい人はあえて演奏に失敗し、ラスボスを倒し続けるのもアリかもしれません。

新たに追加されたフォトモード

リマスター版で新たに搭載されたフォトモード。
フォトモードでは自由に主人公や霊を配置し、撮影することが出来ます。
当記事に掲載されている画像もフォトモードで撮影したものです。
細かい表情やポーズまで選べるため、自分だけの心霊写真を撮ることが出来ます。

しかしアングルによってキャラが消えてしまうのは難点。
撮影場所も「フォトモードを起動した場所」に限定されるため、
好きな撮影場所を選べる様にしてもらえたら、なお良かったですね。

零シリーズ初心者でも楽しめる?

楽しめます。

低めに抑えられた難易度で、クオリティーの高いストーリーを味わえるので、零シリーズ未プレイの人でも入りやすいです。
過去作との繋がりはわずかながらありますが、知らなくてもストーリーに支障が出ないよう作られています。

ホラーゲームとしては、霊を撃退出来る手段があるという安心感だけでなく、可愛らしい霊もいるため怖さは控えめです。
特に唯一の男性主人公である長四郎のパートは、元刑事で頼り甲斐があるせいか怖さが少ないです。(むしろ強すぎて、ホラーゲームに慣れた人には物足りないかもしれませんが…)

総じて気になる点はありましたが、良い点も多いため和風ホラーに興味がある人には是非オススメしたい作品でした。

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