本書は過去に存在した30もの国の滅亡理由について取り上げた本です。
偶然見かけた本だったのですが、新しい切り口の内容で面白そうだと思ったのと「fate/grand order」をプレイしていながら、世界史にそこまで詳しくない身としては、彼らについて知る良い機会かもしれないと思い、手に取りました。
30もの国についての説明から滅亡までをたったの224ページでまとめているのですが、要点をかいつまんだ説明で非常に読みやすかったです。
知識がある人には物足りない情報量かもしれませんが、歴史のおおまかな流れを掴む上では非常に良い内容だと思いました。

せきゆら
とがいえ国ごとの用語が大量に出てくるので、私のように詳しくない人間はやや混乱させられます。
またシェヘラザード、イヴァン雷帝など「fate/grand order」に登場するサーヴァントもちらほらと出てくるため「ここでそう繋がっていくのか!」とスッキリする部分もありました。
その中でも特にパルミラ王国の滅亡については、恥ずかしながらゼノビア自体「fate/grand order」で初めて知った人物だったのもあり、ネットで調べた程度の浅い知識しかなかったので、ここで彼女の生涯と共にその滅亡について知る事が出来て良かったです。

せきゆら
国だけでなく、偉人により関心を持つきっかけにもなる本でした。
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