エイプリルフールになると4月1日しかプレイ出来ないゲームアプリを配信する「Fate Grand order」。
今年は野球ゲーム「Fate/Grail League」が配信されました。
ストーリーをクリアした記念に印象的だった点をあげます。
「ぐだ子」こと女性主人公を選択出来ないと思いきや…
例年のFGOエイプリルフールではプレイヤーの名前を決められるだけでなく、性別も選択出来ました。しかし今年は「ぐだ男」こと男性主人公しか選択出来ません。
エイプリルフールといえばリヨ絵。リヨ絵といえばリヨぐだ子では?!と思ってしまいそうですが、今作のぐだ子は例年以上の活躍をしていました。
何故なら今作の敵は剪定事象からこぼれ落ち、時空間を漂白し続けるマスター、ぐだ子こと「藤丸六香」。
エイプリルフールにやるストーリーにしてはなかなか重たい設定を背負っています。
更に野球の試合実況もぐだ子(CV関根明良)による豪華フルボイス仕様。
通常の実況だけでなく、出場選手であるサーヴァントの名前まで一人一人ボイス収録されているのがすごいですね。
全員の名前ボイス確認まではさすがに出来ませんでしたが、全ステージをクリアした私が聞いた限り、名前を呼ばれなかったサーヴァントはいませんでした。
たった1日しかできないゲームアプリでここまでやる制作側の熱意には驚かされます。
今年はサーヴァント達の絵を複数のイラストレーターが担当
例年はリヨ氏がサーヴァント達のミニキャラ絵を担当してましたが、今年はぐだぐだ勢でおなじみの経験値氏など、複数のイラストレーター達で分担して描いていました。
リヨ絵とはまた違う可愛さがあり、これはこれで魅力的です。
毎年恒例である新規サーヴァントのリヨ絵を見られなかったのは残念ですが、これからイベントで出るグッズや概念礼装等で描かれる可能性もあるので、今後に期待したいですね。
クリプター達も活躍
今年はサーヴァントだけでなく、Aチームのクリプター達も最終ステージにサプライズ参戦します。(伏線はうっすら張られていましたが…)
どうやらこの世界のAチームは、メンバーの協調性のなさを見かねたキリシュタリアの一声で野球をはじめた結果、メジャーリーガー級のチームに成長したようです。
かなりぶっ飛んだ設定ですが、エイプリルフールという形でクリプターを再登場させてくれたのは嬉しいですね。
また条件を満たすとクリプターでプレイすることも出来ましたが、ボールの代わりに隕石を投げるキリシュタリアや、何故か自爆する芥ヒナコなど、最早カオス状態です。
性能もチートすぎてゲーム難易度が一気に下がりますが、1日限定で使う分には楽しかったです。
ちなみにクリプター分のぐだ子の実況ボイスも収録済でした。
クリプターの名前を呼ぶ主人公の姿はかなり貴重ですね。
最後に
今年のFGOエイプリルフールは新たなイラストレーターや声優の起用もあり、例年とはまた違う新鮮な気持ちで楽しめました。
欲をいえば、4月1日以降も数日間だけで良いのでプレイさせて欲しいですね。
これだけ豊富なボイスとイラストを4月1日しか楽しめないのは残念ですし、獲得出来るサーヴァント(クリプター)が全380種もあるため、新年度が始まるこの時期に1日で全種コンプリート出来る人は少なそうです。
このあたりは来年以降に期待したいです。